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PCem用のVMware等イメージ使用ライブラリ

1. 説明

2. 32ビット版

2.1. ビルド方法

2.1.1. MinGWのインストール

https://sourceforge.net/projects/mingw/files/ から

をダウンロードしてインストールします。

[MinGW Installation Manager]の[Basic Setup]では

を選択します。

インストールしたパスを以降では <MinGW> とします。

2.1.2. GCCとライブラリのインストール

https://sourceforge.net/projects/mingw/files/MinGW/Base/gcc/Version4/gcc-4.7.2-1/ から

をダウンロードします。

https://sourceforge.net/projects/mingw/files/MinGW/Base/mpfr/mpfr-2.4.1-1/ から

をダウンロードします。

https://sourceforge.net/projects/mingw/files/MinGW/Base/mpc/mpc-0.8.1-1/ から

をダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを <MinGW> の中に解凍(上書き)します。

2.1.3. OpenALのインストール

http://www.openal.org/downloads/ から

をダウンロードしてインストールします。

インストールしたパスを以降では <OpenAL11CoreSDK> とします。

<OpenAL11CoreSDK>\include<MinGW>\include の中にコピーして名前を AL に変更します。(<MinGW>\include\AL となります。)

<OpenAL11CoreSDK>\libs\Win32\OpenAL32.lib<MinGW>\lib の中にコピーして名前を libopenal32.a に変更します。

2.1.4. msysの起動

<MinGW>\msys\1.0\msys.bat を実行します。

<MinGW>\msys\1.0\home\[ユーザー名] が作成されます。このフォルダのパスを以降では <WinHome> とします。

msysからはこのパスは /home/[ユーザー名] となります。このフォルダのパスを以降では <home> とします。このパスで記述された操作はmsysのウィンドウでの操作になります。

2.1.5. SDL2のダウンロード

https://www.libsdl.org/download-2.0.php から

をダウンロードして <WinHome> の中に解凍します。

2.1.6. wxWidgetsのビルド

https://www.wxwidgets.org/downloads/ から

をダウンロードし、<WinHome>\wxWidgets フォルダを作成してその中に解凍します。

<home>/wxWidgets/build/msw に移動して以下を実行します。

$ mingw32-make -f makefile.gcc setup_h SHARED=0 UNICODE=1 BUILD=release
$ mingw32-make -j1 -f makefile.gcc SHARED=0 UNICODE=1 BUILD=release

2つめのコマンドはかなり時間がかかります。CPUに余裕がある場合は -j1-j8 に変更して並列に実行させると時間短縮できるかもしれません。

<WinHome>\wxWidgets\lib\gcc_lib\mswu\wx\setup.h<WinHome>\wxWidgets\include\wx の中にコピーします。

2.1.7. WinPcap Developer Packのインストール

https://www.winpcap.org/devel.htm から

をダウンロードして適当なフォルダに解凍します。

[解凍したフォルダのパス]\WpdPack を以降では <WpdPack> とします。

<WpdPack>\Include 内のフォルダとファイルを <MinGW>\include の中にコピーします。

2.1.8. PCemのビルド

https://bitbucket.org/pcem_emulator/pcem/downloads/ の[リポジトリをダウンロードする]から

をダウンロードし、<WinHome> に解凍します。

解凍された <WinHome>\pcem_emulator-pcem-???? フォルダのパスを以降では <WinPCem> とします。

<WinPCem>\src\Makefile.mingw-wx-sdl2-network を編集します。

<WinPCem>\src\slirp\slirp.c を編集します。

このページからファイルをダウンロードして適当なフォルダに解凍します。

解凍したフォルダのパスを以降では <pcemnvl> とします。

<pcemnvl>\hdd_file.h, hdd_file.c, wx-config.c<WinPCem>\src の中にコピー(上書き)します。

<home>/pcem_emulator-pcem-????/src に移動して以下を実行します。

$ make -f Makefile.mingw-wx-sdl2-network

2.1.9. PCemのインストール

通常使用しているPCem(32ビット)のフォルダのパスを以降では <PCemExe> とします。

<WinPCem>\src\PCem-wx-SDL2.exe<PCemExe> の中にコピーします。

<pcemnvl>\NVL.DLL<PCemExe> の中にコピーします。

2.2. 使い方

2.3. ダウンロード

PCem Ver.15用 32ビット版 2019/06/01(コミット:91640c0)

2.3.1. 環境

Windows

3. 64ビット版

3.1. ビルド方法

3.1.1. MSYS2のインストール

https://sourceforge.net/projects/msys2/files/Base/x86_64/ から

をダウンロードしてインストールします。

インストールしたパスを以降では <MinGW> とします。

3.1.2. msysの起動

スタートメニューから [MSYS2 MinGW 64-bit] を実行します。

msysからはこのパスは /home/[ユーザー名] となります。このフォルダのパスを以降では <home> とします。このパスで記述された操作はmsysのウィンドウでの操作になります。

3.1.3. GCCとライブラリのインストール

以下を実行します。

$ pacman -S mingw-w64-x86_64-gcc $ pacman -S make $ pacman -S mpc-devel $ pacman -S mpfr-devel $ pacman -S mingw-w64-x86_64-openal

「エラー: GPGME error: 無効な暗号エンジンです」のようなエラーになる場合、<MinGW>\etc\pacman.conf を編集します。

3.1.4. SDL2のダウンロード

https://www.libsdl.org/download-2.0.php から

をダウンロードして <WinHome> の中に解凍します。

3.1.5. wxWidgetsのダウンロード

https://github.com/wxWidgets/wxWidgets/releases/tag/v3.1.1 から

をダウンロードし、<WinHome>\wxWidgets フォルダを作成してその中に解凍します。

<WinHome>\wxWidgets\lib\gcc720_x64_dll\mswu\wx\setup.h<WinHome>\wxWidgets\include\wx の中にコピーします。

3.1.6. WinPcap Developer Packのインストール

https://www.winpcap.org/devel.htm から

をダウンロードして適当なフォルダに解凍します。

[解凍したフォルダのパス]\WpdPack を以降では <WpdPack> とします。

<WpdPack>\Include 内のフォルダとファイルを <MinGW>\mingw64\include の中にコピーします。

3.1.7. PCemのビルド

https://bitbucket.org/pcem_emulator/pcem/downloads/ の[リポジトリをダウンロードする]から

をダウンロードし、<WinHome> に解凍します。

解凍された <WinHome>\pcem_emulator-pcem-???? フォルダのパスを以降では <WinPCem> とします。

<WinPCem>\src\Makefile.mingw-wx-sdl2-network を編集します。

<WinPCem>\src\codegen_backend_x86-64.c を編集します。

<WinPCem>\src\codegen_reg.c を編集します。

<WinPCem>\src\ibm.h を編集します。

<WinPCem>\src\wx-sdl2-display-win.c を編集します。

このページからファイルをダウンロードして適当なフォルダに解凍します。

解凍したフォルダのパスを以降では <pcemnvl> とします。

<pcemnvl>\hdd_file.h, hdd_file.c, wx-config.c<WinPCem>\src の中にコピー(上書き)します。

<home>/pcem_emulator-pcem-????/src に移動して以下を実行します。

$ make -f Makefile.mingw-wx-sdl2-network

3.1.8. PCemのインストール

通常使用しているPCem(32ビット)とは使用するDLLが異なるため別のフォルダを作成します。このフォルダのパスを以降では <PCemExe> とします。

<WinPCem>\src\PCem-wx-SDL2.exe<PCemExe> の中にコピーします。

<MinGW>\mingw64\bin の中の以下のファイルを <PCemExe> の中にコピーします。

<WinHome>\wxWidgets\lib\gcc720_x64_dll の中の以下のファイルを <PCemExe> の中にコピーします。

<WinHome>\SDL2-2.0.8\x86_64-w64-mingw32\bin の中の以下のファイルを <PCemExe> の中にコピーします。

<pcemnvl>\NVL.DLL<PCemExe> の中にコピーします。

その他の設定ファイルは32ビット版と共通なのでそちらから <PCemExe> の中にコピーします。

3.2. ダウンロード

PCem Ver.15用 64ビット版 2019/06/01(コミット:91640c0)

3.2.1. 環境

Windows

4. 使い方(32ビット版,64ビット版共通)

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