ダウンロード

• bochs-2.1.1 Windows用ダウンロード

説明

• bochsでVMware等のディスクイメージを扱うためのDLLです。
• コンパイル済みで配布されているbochsはvdisk.dllが使用できるようになっていないようなので、ソースコードをダウンロードしてコンパイルする必要があるかもしれません。

使用できる形式

使用できる形式はNVD等と同じです(vmdk,vhd,hdi等)。

注意

• 最悪な場合、システム,イメージファイルを破壊するおそれがあるので、問題のない環境で使用してください。
• このツールによって操作されたイメージがこの先のバージョンのVMware,VirtualPC,ANEX86等で利用できるとは限りません。
• まだほとんどテストを行っていない試作バージョンです。操作後のディスクイメージはもちろんのこと、このツールの使用自体も十分に注意してください。
• なにがおこるかわからないので操作前にハードディスクイメージをバックアップしておいてください。
• バグやおかしいところがあると思いますが、掲示板,e-mailで教えてもらえるとありがたいです。
• ウイルスは入っていないと思いますが、一応チェックしてから使用してください。

使い方

bochsのソースディレクトリのiodev\harddrv.hの先頭に

#define DLL_HD_SUPPORT 1

という行を追加してコンパイルします。エラーになる行があると思いますが、とりあえずその行をコメントにして回避します。

ダウンロードしたファイルの中に入っているvdisk.dllとncvdisk.exeをbochsの実行ファイルのディレクトリにコピーします。
ここではtest.vmdkというVMwareのイメージファイルを使うとします。(bochsの実行ファイルと同じディレクトリに置いてあるとします。)
使用したいイメージのサイズを確認します。
コマンドプロンプトから以下のように実行します。

>ncvdisk test.vmdk

すると

type=disk, mode=dll, path="test.vmdk", cylinders=208, heads=16, spt=63

のように表示されます(ここでエラーになった場合は扱えないイメージです)。
これをbochsの設定ファイルのハードディスクのところに書き込みます。
あとは通常どおりbochsを実行します。